カラダはココロのいれもの。
"Muule" Cherry.co.pilates
mihoです。
2017年 1月9日〜15日にかけて、
「骨盤底筋エクササイズpfilates 指導者養成コース・開発者 ブルース・クロフォード医師招聘講座」
が、東京、大阪、福岡にて開催されました。
1月15日(日)、第22期・福岡開催のサポート、及び実技の講師をさせて頂きました。
今回も沢山のご参加、ありがとうございました!
写真は、当日のEMG(表面筋電図)の実験の様子です。
参加者の中から2名の被験者を募りました。
自分の筋電図が見れる機会はとても貴重なので、いつも多くの希望者がでるんです。
ジャンケンで勝ったラッキーな2名。
・骨盤底筋 ・臀筋 ・腹筋 ・股関節内転筋
にワイヤレスの電極をつけます。
写真の筋電図も上からこの順番に並んでいます。
そして、私のpfilates指導に合わせて動いてもらい、ライブで筋電図を見ていきます。
筋電図右手の方に、3つのpike(棘)があります。
これが、pfilatesの醍醐味、「パルス」の動き。
骨盤底筋の動員を最大限に引き出します。
pfilatesの指導者養成講師活動は、2013年から携わらせて頂いております。
会を追うたびに、骨盤底筋群や尿失禁、骨盤臓器脱に対する認知度、理解が拡大し、深まっているように感じます。
福岡参加者の皆様。開発者Dr.Crawfordと。
〜〜〜
先日、母に改めて聞いてみました。
「最近、1日何回トイレに行く?」
母(75)は逆子だった私を帝王切開で出産した10ヶ月後、子宮筋腫の為、子宮全摘手術を受けました。
帝王切開なので、経膣分娩に比べ骨盤底筋の損傷は少ないと考えられますが、
子宮摘出術による骨盤内の靭帯や筋膜の損傷は、頻尿や尿失禁、骨盤臓器脱のリスクになり得ます。
上記の問いかけをしたきっかけは、
去年くらいから、実家に泊まった際、
いつも夜に1度は起きてトイレに行く母を見たからでした。
母の答えは、
「そうね、、家にいる時は2時間に1回くらいかな、、外に行くと心配になって、もっと早めに行きたくなるね。
夜も毎日1〜2回起きるよ。
でも、この歳ならそれが普通やろ?」
この答えに、「聞いてよかった、、」と心から思いました。
一般的に、1日の昼間に8回以上トイレに行くのは昼間頻尿、夜間に1回以上トイレに行くのは夜間頻尿と言われます。
母の場合、昼間頻尿、夜間頻尿のどちらにも当てはまってしまいます。
そして「外に行くと心配で頻度が増える」。
これは尿意切迫性を伴う過活動膀胱の症状です。
最後に
「でも、この歳ならそれが普通やろ?」
この言葉には、様々な問題が隠れています。
・自分の状態を問題として捉えていない。
・頻尿によって、日常生活が徐々に不便になるのを容認してしまっている。
・老化現象として、諦めている。
この状態では、改善方法があってもそれに出会う事がなくなります。
母は現在、1人で暮らしています。
足腰も強く、元気にしていますが、
もし頻尿が酷くなり、外出が困難になれば、途端に体力は落ち、日常生活動作レベルは下がり、QOL(生活の質)も落ちてしまいます。
そして、介護が必要な時が近づいてしまう。
これは、母、私の双方にとってマイナスです。
まずは頻尿は問題視すべきで、改善も可能なんだということを知らなければなりません。
そこで、pfilates認定インストラクターの出番です!
タブー視される事が多かったこのような問題を聴取し、悩んでいる方はとても多い事を伝える。
そして、それらの大部分がフィットネスの問題であり、改善させる良い方法がある事を伝えるのです。
たとえ家族でも、このようなプライベート且つデリケートな内容を聞くのはとても勇気が要ります。
でも、骨盤周囲の解剖生理学を含め学ぶ事が出来るpfilatesを勉強していれば、自信を持って聞く事が出来ると思います。
母の経過は、またご報告しようと思います。
pfilates、現在は東京、大阪、福岡3都市でのみの開催でしたが、
今後はより多くの方にこのメソッドを伝えるため、47都道府県、ご希望があれば養成コースを開催して行くこととなりました。
ご興味がある方は是非、ご相談下さい。
cherry.co.pilates☆gmail.com まで。
(☆を@に変えて下さい。)
理学療法士/ピラティスインストラクター
Muule-Cherry.co.pilates
ムーレ チェリーコピラティス
祐成 美穂 Miho Sukenari
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