宮崎・高千穂 棚田キャンプ〜焚き火yoga&kitchen〜①はこちら
さあ。身体の準備ができたらいよいよ焚き火に点火です。
地元の方が燃やしていいよー、と置いてくださっている木を使います。
「雨が降って濡れているので、煙が多くなるかも知れません」
そういうのも、へーっ、と、いちいち関心してしまう超初心者(私)です。
トミー。キャンプを愛するヨギーです。さすが手際が良い。
ピラティス繋がりで遠方から思い切ってご参加くださったなおちゃん。
私と同じ、初心者仲間。漫画「ゆるキャン」で予習してきたそう。
(「ゆるキャン」も初めて知った。。。)
宮崎県門川・熊野農園の奥様さわちゃん。RYT200認定のヨガの先生でもあります。
薪を折るさわちゃんも頼もしくカッコ良いです!
旦那様へべすさん。マイなたで太い薪を作っています。
ご自身の畑でもこの夏から「ワークキャンプ」を始めるそうなので、
真剣にキャンプと向き合っていらっしゃる姿が印象的でした。
バーナーが早い!バーナーしか勝たん!
風も強かったので、バーナーの優秀さに助けられました!
ノコギリとか使い慣れないけど..
「筋肉ならあるんで!」とか言って必死で切ってます。
後で知りましたが竹はノコギリでは切りにくいんですね。竹専用のノコがあるほどだって。
アウトドア、奥深いし、自然のことを知ることができて面白い。
小さな火種が...
空へ高く、力強く上がるほどに。
火。強い上昇エネルギーを感じます。
無事、4つの焚き火台に火がつきました。直火もOKをいただきているそうですが、
まずは焚き火台で。焚き火の直火?というのも初聞きだったのですが、
焚き火台を利用せず、地面に薪を平置きして燃やすことを直火、というそうです。
最近は、この直火を禁止しているキャンプ場が多いそう。
その背景には、キャンパーのマナー違反が増えていることがあると、調べているうちにわかりました。詳細はこちら
そして、4つの焚き火台、全て形が違いました。実に多くの種類、特徴があり、お値段もピンキリだということも知りました。例えばこんな感じ。
「キャンプにハマったらいくらお金があっても足りませんよー」
って、優さんが仰るのもわかります。拘りたくなるタイプの私には、危険です。。。
この後、この焚き火の温もりと、炎のエネルギーを借りて
焚き火yogaをしました。
太陽がだいぶ低くなってきました。そして、風も強くなってきましたw.
途中、消えないように薪を焼べながらのyoga指導は、初めての試みでした!
数日前にぎっくり腰をしてしまった..という方もいらっしゃったので、
ピラティスも加えながらの60分。最後は瞑想も。
大自然の中で、スカーサナ(安楽座)を取り
空・地・風・水、そして火。
五大元素を感じる時間は、自分を「自然の一部」だと思わせてくれる
素敵な時間でした。
さて。ヨガも終え、いよいよ晩餐です。まずは乾杯!
まず、出てきた!天然鮎!宮崎県延岡市の名物である、鮎。
豪快に串に刺して、塩焼きにしました。
写真奥の千徳酒造「はなかぐら」は、宮崎県酒造好適米「はなかぐら」を低温でじっくりと醸した淡麗辛口のすっきりとしたお酒です。こちらは後ほど、特別な飲み方をしますので。。
焚き火で炊く棚田米。絶対美味しい。このお釜、味がありますね!
この後、「飯盒のまめ形は熱伝導とかの面でも非効率。
四角いのとかも試したけど丸に勝るものはない!」
なんて話を熱く語るキャンパーたち。ふーん。
(。。あのまめ型も、可愛いよなぁ。)
お次は、、え?
ええぇっ!?
焼きパイン。これが、、意外に美味しかったんですよ。
メインディッシュはこちら。
竹でできた器に、とぽとぽ...と注いでいるのは、
高千穂名物「かっぽ鶏」。
地鶏と、にら、椎茸が入り、醤油ベースの味付け。
これを焚き火にかけて、くつくつ。しばらくすると、竹の器の側面から湯気が立ち上り、
切り込みの隙間から水分がにじみ出てきます。もう少し待ちます。
気付けば陽も沈んできました。
そろそろかな。。オープン。
なんだか、夕日の落ちる山みたいなコントラストです。
まさにこの瞬間の山の景色とそっくり。それも神秘的ですね。
高千穂の古の方は、この景色を見てかっぽ鶏を思いついたのでは、とか思ったり。
へべすさんご夫妻が持ってきてくださった、
熊野農園オリジナル商品「へべすラー油」を添えていただきました。
かっぽ鶏、美味しいです!へべすの風味のラー油もとてもよく合いました。
手前の鶏は棚田の地主さんが持ってきてくださった手羽先。
食べやすく処理してくださっていて、味付けも最高でした。
今回のかっぽ鶏は、高千穂「神楽の館」のご主人に、器、中身ともにお願いして作っていただきました。もう一つ、これも作っていただいておりました。。
「かっぽ酒」。青竹の筒の中に、お酒を注いで熱燗にします。
お酒を注ぐときに「かぽかぽかぽかぽ...」と音がするのが名前の由来だとか。
そして全国でも見られるこのかっぽ酒ですが、高千穂が発祥の地だと言われているそうです。
ここに、宮崎の地酒「はなかぐら」を注いで楽しみました。
そして、お酒のあては焼きパイン。
楽しい時間もあっという間。
お腹もいっぱい。
見上げたら、びっくりする量の星。
北斗七星がすぐに見つかる!
私の家からはオリオン座しか見つけられないのに。
大昔、真っ暗な海沿いで一度だけ、こんな量の星を見たことがありました。
その時は、まるで、テレビショッピングで見たホーローのお鍋みたいだな、と思いました。
そこからずっと、「あのお鍋みたいな星空が見たい。」と言い続けてきました。
誰にも伝わりませんでした。
人生で、満点の星空よりも先に、このお鍋の柄を見ているから、
お鍋が星柄なのに、私の頭の中では空が鍋柄...
なんにせよ、感動はひとしおです。流れ星も発見。
さあ、明日も早いし、寝ましょうか。
22:00に軽く片付け、それぞれに就寝。。
あー楽しかった。だいぶ煙を浴びて、目が痛いなぁ。。
そんなことを考えながら、初めてのテント、寝袋で眠りました。
風がすごかったけど、寝袋が暖かくてぐっすり、、。
③へ続く。
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