カラダはココロのいれもの。
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mihoです。
去る10月2日、福岡市中央区、スポーツ栄養クリニックにて
骨盤底筋エクササイズ「pfilAtes™️」資格認定講座が開催されました。
2013年に開発者のDr.クロフォードを招聘しての講座が開催されて以来、
今回で19期となるこのコース。
これまでに600名以上の方が受講し、認定インストラクターとなられました。
私も2013年から指導者育成に携わらせて頂き、指導者認定講師として活動をしております。
↑過去記事をご覧ください。
毎回、多くの方にご参加頂きますが、
今回も40名、しかも今までで一番、理学療法士、作業療法士(PT・OT)の方のご参加が多かったように思います。
半数以上が、PT・OTの方々でした。
他には医師や看護師さん、インストラクターさんなども。
過去には産婦人科医師、助産師さんのご参加もありました。
医療、ボディワークのプロが、なぜこんなにも受講するのか。
それはやはり、これまで「骨盤底筋」が焦点を当てられてこなかったため、
正しい情報を知っている人が少ないからだと思います。
日本文化の奥ゆかしさも相まって、問題に気付きつつも声を上げる方も少なかったのだと。
2016年、骨盤臓器脱に対する手術の術式の一部が、新たに保険適用となりました。
出産、加齢により誰にでも起こりうる、尿失禁や、便失禁、そして骨盤臓器脱。
これらの問題が日常生活活動(ADL)を低下させ、
そして、生活の質、人生の質(QOL)まで低下させてしまいます。
その予防の第一選択は、なにより「運動」なのです。
骨盤底筋は、筋肉です。
腕や脚にある筋肉と同じ、普通の筋肉です。
鍛えることが出来ます。
逆に、ほっておけば、弱くなります。
その鍛え方には、様々な方法があります。
ケーグルエクササイズや、
ピラティス、ヨガなどで鍛えることも出来ると思います。
でも、もっと万人向けで、わかりやすく、
その上、筋電図による効果も解っているエクササイズがある。
それが「pfilAtes™️」(ピフィラティス)です。
(名前が似ていますが、
ピラティスではありません。
開発者Dr.クロフォードにより、
Pelvic floor(骨盤底筋)のP とFを取って作られた造語です。)
私はピラティスインストラクターなので、
骨盤底筋は強い方だと思います。
骨盤底筋のトレーニングをしている方であれば、動きを伴わなくても
意識して収縮、弛緩させることが可能です。
そういった方や、産前産後のマンツーマンセッションなどには、骨盤底筋群を細かく個立化させるようなトレーニングも有効だと思いますし、私も実際、やっています。
しかし、一番運動が必要な高齢者にとっては、、
そこだけを動かす事はとても難しい場合が多いです。
私と一緒にpfilAtesの講師活動をしている、
大雄義弘PT。
彼は、普段介護保険制度を利用した高齢者向けのデイケアの所長をしています。
彼が講座中に言いました。
「ケーグルエクササイズをデイケア利用者さんにさせると、、、怒り出します(笑)。」
ごもっともです。
わかりにくい、感じにくい事は、続けられません。出来ないと、イライラします。
触診しながらやれば感じてもらえるのでは?
というご意見もあると思いますが、
それをするには様々な問題、リスクが生じます。
(※必要に応じて、触診をされている先生方も少なからずいらっしゃいます。そして、その効果は高いと思います。)
そういったデイケア利用者さんでも、楽しく運動として取り組めるのが、「pfilAtes」です。
産前産後のケアにもなりますし、
自律神経に働きかけるため
アンチエイジングにも影響があると思います。
私自身、産後は色々と骨盤底の問題を抱えていました。
現在では、その不調は無くなりました。
時間の経過だけでなく、やはりpfilAtesを継続的に行って来た結果だと思います。
pfilAtesはこれまでに多くの書籍やメディアにも紹介され、県外からのお客様も来られます。
女性だけでなく、男性も来られます。
エクササイズが掲載されている雑誌を持ってきて、「正確に詳しく教えてくれ」といって来られたり。
毎週火曜日11:30〜のグループクラスも、
継続して通われている方の多い人気クラスです。
まだこのメソッドを知らない医療従事者、トレーナー、インストラクターなどの方々には、是非学んで頂き、クライアントさん、患者様、ご家族、ご友人に伝えて頂きたいです。
次回は来年1月開催予定だそうです。
詳細はピラティスラボ代官山、福岡までお問い合わせ下さい。
それでは。
理学療法士/ピラティスインストラクター
Cherry.co.PILATES
祐成 美穂 Miho Sukenari
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